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「自然薯ひとすじ、40年以上の技術と信頼」

政田自然農園「自然薯栽培のあゆみ」

【昭和40年:1965】  「自然薯栽培への挑戦、山の恵みを畑へ」

自然薯栽培方法を発明 政田敏雄
自然薯は、山にしか自生しない希少な山菜です。これを畑で栽培できないか?
政田自然農園創設者 政田敏雄は自然薯の栽培に挑戦を開始しました。自然薯の生育環境を解明するため、
全国各地の山から種を採取し、栽培実験を繰り返しましたが、収穫された芋は味も形も劣り、とても商品
にできるものではありませんでした。


【昭和45年:1970】  「自然の条件を再現!理想の自然薯に一歩前進」

自然薯の試験栽培 政田自然農園
山を調査して200ヶ所を超えた頃、ある条件を見つけました。 それは、根が張る地表部分は肥沃な土壌でありながら、芋が育つ地下部分は痩せているということ。 そこで考案したのが、パイプ型栽培器(クレバーパイプ)です。 パイプ内には肥料分の少ない痩せた土を入れ、外側には肥沃な土とすることで、まっすぐな自然薯を 育てる道筋が見えてきました。

【昭和47年:1972】  「全国を調査して見えた答え—強い粘りと豊かな風味を選び抜く自然薯栽培の新技術」

1972年自然薯の栽培方法を指導する政田敏雄
まっすぐな自然薯の栽培には成功しましたが、品質が安定しません。 そこで、鹿児島県屋久島から青森県に至るまで自生する自然薯を調査した結果、染色体数が40の 自然薯でも、品質にばらつきがあることが判明しました。採取した自然薯を育て、葉の形やツルの色などを基準に、粘りが強く風味豊かなものを選別する技術を確立しました。

【昭和49年:1974】 「クレバーパイプで実現!全国に広がる本物の自然薯の安定栽培」 

1974年 全国で栽培方法を指導する政田敏雄
1974年、全国から厳選した優良系統を種芋として使用し、クレバーパイプ栽培を導入することで、
日本発の高品質な自然薯の安定栽培が実現しました。この革新的な手法を広げるべく、政田敏雄は全国各地
で栽培方法を伝授し、自然薯栽培方法を広めていきます。

【昭和55年:1980~現在】 「全国に広がる自然薯栽培、その成長を支えるクレバーパイプの力」

全国に広がる自然薯栽培
1980年以降、国の減反政策を追い風に、自然薯栽培は全国へと急速に広がりました。
販売代理店や各地のJAを通じて普及が加速し、今では鹿児島の屋久島から北海道まで、沖縄を除く
全国各地で自然薯の栽培が盛んに行われています。その広がりの中で、クレバーパイプは自然薯栽
培農家にとって欠かせない存在となり、今日までに1,500万本以上が販売されています。

【現在~】 「未来を見据えた自然薯栽培の革新と継承」

常に進化を続ける自然薯栽培

現在、政田自然農園では、気候変動に対応した栽培技術の向上と、新たな自然薯の系統開発に取り組んでいます。
自然薯栽培のパイオニアとして、技術革新と品質向上を追求し、次世代へと受け継がれる自然薯文化の発展に貢献してまいります。




政田自然農園「自然薯栽培」普及への取り組み。
研究・開発・販売

より優良な品種を求め、全国の山野で自然薯の種を採取、選抜試験をおこなっています。

ヤマノイモモザイクウィルス検定をする政田自然農園
優良系統の品質保持
   「種芋は全国の山間部から様々な品種を集め、その中から粘り、
  風味が良い優良品種を選び抜き、専用施設で管理しています。

ウィルスフリー種の開発
   山口県農林総合技術センターとの共同開発によって、ウィルスフリー化に成功しました。
   あらかじめ弱毒性のウィルスワクチンを接種した「種芋」の開発にも成功しています  

専用圃場で自然薯の栽培試験を行っています。

各種試験栽培をする政田自然農園

各種栽培試験
   温暖化が原因とされる気象変動は過去の経験だけでは対応できません。
   当園では様々な資材、圃場条件を用いて栽培試験を行っています。

徹底した品質管理によって、お客様からの信頼を得てきました。

厳格な検査のもと出荷される政田自然農園の自然薯種芋
種芋の品質管理
   自然薯の種薯は非常に痛みやすく些細な傷が原因で腐敗します。
  「種芋」は品質検査後、消毒し定温冷蔵庫で休眠状態で保管。 最適な状態でお客様にお届けします。

食用自然薯の通年販売
   収穫した自然薯は品質検査後、定温冷蔵庫で休眠状態で保管。1年を通じて最良の状態でお届けします。


生産者さまへの支援活動

全国から参加者が集まる政田自然農園栽培講習会
栽培講習会の開催
初心者のための講習会、経験者のための研修会など、毎年開催しています。

試験圃場の公開
ご予約により、試験圃場の見学をすることができます。

産地の育成
産地を訪問して、最新の栽培方法を伝える活動をしています。


政田自然農園が
ご提案する「農のある暮らし」
政田自然農園では、「本物の自然薯」を未来に伝えるため。
また、自然薯栽培を通して皆様の目標、健康づくりのお手伝いができればと自然薯栽培の
普及活動をつとめています。作物を植え付け、収穫を楽しむ。
そんな日本人が古来より歩んで来た「農のある暮らし」をご提案いたします。
クレバーパイプで収穫される自然薯
生育する夏の自然薯畑
自然薯を収穫した子供
全国から参加者が訪れる政田自然農園栽培講習会

会社案内

会社名
政田自然農園株式会社
所在地
742-0021 山口県柳井市柳井5458番地19
TEL
0820-22-2222
FAX
0820-23-6060
代表者
代表取締役会長 政田 寛
代表取締役社長 政田 健太郎

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