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追求した「本物の自然薯栽培」
「自然薯栽培」はじめてみませんか。
政田自然農園が提案する「毎日の健康をつくる」自然薯栽培。
作物をつくることで汗をながし。自然とつながり。収穫を楽しみ。そして美味しく食す。
そんな日本人が昔から営んできた「農のある暮らし」をはじめてみませんか。
自然薯栽培の流れ
1.種芋の確保(冬)

種芋には様々な系統・形状があります。栽培が比較的やさしいものから、手間はかかるが育ちの良いものなど。お好みの種芋をご予約ください。定植期前にお届けします。
必要なもの種芋
2.植え付け(春)

クレバーパイプを土に埋め込み、畝をつくります。植え付け適期に定植作業を行います。定植後、肥料を散布し、ツルが1m前後になったらマルチを被覆して、支柱を立てネットを張ります。
必要なものクレバーパイプクレバーシート
案内棒自然薯専用肥料
マルチ ▷支柱・ネット
3.圃場の管理(夏〜秋)

7月、8月頃になると葉と蔓が茂り、害虫による食害が発生しやすくなります。土壌による病気が発生するのもこの時期です。適切な病害虫管理を行ってください。
必要なもの主要病害虫防除
4.収穫(冬)

12月に入りツルが枯れてから2週間後から掘り取り可能です。一度に収穫できない場合、2月ぐらいまで畑に置いておけます。必要な分だけ収穫しましょう。
必要なもの梱包
クレバーパイプを利用した
自然薯栽培方法
1978年販売を開始して以来、なんと1,400万本を突破しました。
クレバーパイプを利用した自然薯の栽培にお役立てください。
●栽培期間/植え付け:3月下旬頃~5月上旬頃 ●収穫:12月~2月

パイプ土入れ
 Point 
パイプ内の土は、無菌の山土で、赤土または真さ土が良いです。肥料、有機質は入れないでください。
畑の土等を使用する場合は、最近肥料を散布していない場所の土を採取し、ふるいにかけて使用してください。

パイプ埋設用の溝掘り
 Point 
排水の良い土地の場合は深めの溝、排水の悪い土地の場合は、浅めの溝にしてください。
①土を盛る
まず、クレバーパイプ受け皿の上に、クレバーパイプ内に使ったものと同じ土を盛ります。土を盛ることで、自然薯が安定して育つ環境を整えます。
②案内棒を立てる
受け皿の中心に案内棒を垂直に立てます。この棒は後で種を植え付ける際の目印となるため、中心に真っ直ぐ立てることが重要です。案内棒の上下の向きにも注意し、しっかりと垂直になるように設置してください。
 Point 
種芋の植え付けの際、案内棒を目安に植え付けを行うので、必ず中心に垂直に立ててください。

パイプ埋設
案内棒とは、鉛筆の太さ位の割竹、小竹等で長さ30センチの棒をパイプ受部の中央に立て、覆土の受部の位置を知るための棒。

覆土

>1.植え付け前の準備をしよう  >2.種芋を植えよう  3.収穫までの管理  4.収穫

定植
 Point 
種芋の発芽点を案内棒に正確に合わせないとパイプ内に自然薯が入らない場合があります。
※パイプ受け皿の上に発芽点があるように定植します。

>1.植え付け前の準備をしよう  >2.種芋を植えよう  3.収穫までの管理  4.収穫

施肥 時期/定植後すぐ
 Point 
施肥量は成分量により異なります。
施肥例(一本当たり)
  1. 化成肥料(8・8・8)の場合/約70g
    ・1回目元肥(定植後すぐ)/60%(40g)
    ・2回目追肥(60日後)/40%(30g)
  2. 自然薯専用肥料の場合/40g
    ・1回のみ元肥(定植後すぐ)/100%(40g)

支柱立て

マルチ被覆
 Point 
雨水の侵入を防ぎ、加湿を防ぐためなので、しっかりと上部を固定してくだい。

害虫・病気の対応
ヨトウムシ、ヤマノイモコガ、アブラムシ、ダニの発生に注意し、発生を確認したら防除を行う。
葉渋病、炭そ病は発生前の予防散布を行う。(自然薯防除基準を参照)

>1.植え付け前の準備をしよう  >2.種芋を植えよう  3.収穫までの管理  4.収穫
 Point 
自然薯は非常に傷みやすい山菜です。自家用生産でご自宅に使用される場合、必要な分量だけ収穫を行ってください。畑に置いた状態で2月ぐらいまで収穫を行うことができます。

※排水性の悪い畑では、植溝に水分が長期間停滞し、自然薯が先端から腐敗する可能性があります。収穫適期になったら、なるべく早く収穫してください。ツルが完全に枯れていない状態の時、また、ツルが枯れてもしばらくの間、地下では自然薯が成長を続けています。生育途中の自然薯は味、風味、保存性が悪く、強いアクが出ます。自然薯本来の風味をお楽しみいただくため、なるべくツルが枯れてから、2週間後以降の掘り取りをお奨めします。

>1.植え付け前の準備をしよう  >2.種芋を植えよう  3.収穫までの管理  4.収穫
クレバーパイプを利用した
長芋栽培方法
1978年販売を開始して以来、なんと1,400万本を突破しました。
クレバーパイプを利用した長芋の栽培にお役立てください。
●栽培期間/植え付け:3月中旬頃~4月下旬頃 ●収穫:11月~2月

パイプ土入れ
 Point 
パイプに止め具を取り付けてください。
パイプ内の土は無菌の山土で赤土、または真さ土が良いです。
肥料、有機質は入れないでください。

パイプ埋設用の溝掘り
 Point 
排水の良い土地の場合は深めの溝、排水の悪い土地の場合は、浅めの溝にしてください。

パイプ埋設
 Point 
種芋の植え付けの際、案内棒を目安に植え付けを行うので、必ず中心に垂直に立ててください。
案内棒とは、鉛筆の太さ位の割竹、小竹等で長さ30センチの棒をパイプ受部の中央に立て、覆土の受部の位置を知るための棒。

覆土

>1.植え付け前の準備をしよう  >2.種芋を植えよう  3.収穫までの管理  4.収穫

定植
 Point 
種芋の発芽点を案内棒に正確に合わせないとパイプ内に長芋が入らない場合があります。
※パイプ受け皿の上に発芽点があるように定植します。

>1.植え付け前の準備をしよう  >2.種芋を植えよう  3.収穫までの管理  4.収穫

施肥 時期/定植後すぐ
 Point 
施肥量は成分量により異なります。
施肥例(一本当たり)
  1. 化成肥料(8・8・8)の場合/約70g
    ・1回目元肥(定植後すぐ)/60%(40g)
    ・2回目追肥(60日後)/40%(30g)

支柱立て

害虫・病気の対応
ヨトウムシ、ヤマノイモコガ、アブラムシ、ダニの発生に注意し、発生を確認したら防除を行う。
葉渋病、炭そ病は発生前の予防散布を行う。(自然薯防除基準を参照)

>1.植え付け前の準備をしよう  >2.種芋を植えよう  3.収穫までの管理  4.収穫
11月に入り、ツルが完全に枯れてから掘り取りを行う。畝の土を取り除き、クレバーパイプを丁寧に掘り取る。掘り取ったパイプを開き、長芋を取り出す。
 Point 
写真のように2人で取り出すと、長芋を傷つけずに収穫を行うことができます。

>1.植え付け前の準備をしよう  >2.種芋を植えよう  3.収穫までの管理  4.収穫
「白黒マルチ」の畝全面被覆栽培
天候に左右されず安定的に良質で、しかも、芋の肥大をよくするためには・・・

  1. 夏場の地温を下げる
  2. パイプの中の土や圃場を過湿にしない
  3. パイプの中の土や圃場全体を極度に乾燥させない

以上の三つの条件が大切です。この要件を満たすために幣園で「白黒2色マルチの畝全体被覆」を使用した栽培試験を行った結果、奇形等の生育障害が少なく芋の肥大の良く立派な芋が収穫できました。この試験結果から、従来の敷きわらや中づりマルチ栽培を白黒2色マルチ畝全面被覆に変更いたしました。
各種比較画像
施用方法
天井型支柱
鉄パイプ使用
竹使用
施用期
5月中旬~下旬、ツルが50cm以上伸びた頃に、降雨直後、白黒マルチを畝全面に被覆する。
(梅雨の大雨の前に被覆し、パイプの中に水を入れないことが大切)
白黒マルチの購入
お近くのJA等でご購入ください。入手ができない方は幣園にて取り扱いを致します。
自然薯栽培の施肥方法
堆肥の施用
圃場の通気性や施肥効果を高め、吸収根の発根・成長を促すため完熟堆肥か籾殻を全面に施す。(未熟堆肥の施用は厳禁)
石灰類
自然薯は酸性土壌でも育成するので、石灰類は施用しなくて良い。
肥料三要素の働き
N(チッソ)・・・・・たんぱく質やアミノ酸を生育し、葉や茎の成長を助ける。
P(リンサン)・・・花や種に多く含み、根の成長を助ける。
K(カリ)・・・・・・・光合成を盛んにし、芋の肥大や品質を良くする働きをする。
以上の働きから、自然薯は「カリ」の肥効が大切である。
肥料
自然薯専用「スーパーSRコート205」を10アール当り70kg(100本当り3.5kg)程度施用。(水はけの良い土質は10~15%増量する)(10アール当り成分N15kg・P7kg・K11kg)。カリ成分はコート処理し7月~8月に肥効が表れるため、9kgの成分で良い。
施肥の時期
自然薯の芽が地上に3センチ以上伸びた頃に施用する。
施肥方法
(全量元肥施用)
パイプを埋め込み畝づくりをし、種芋植付後に、畝の中央部(案内棒)より両面に20cm離して、平鍬で浅く施肥溝を作り、肥料を施し土をかける。
自然薯 切芋種の芽出し方法
川砂の準備
無菌無肥料・粘質土の混入していない川砂を採取し小石を除く。
発芽器の準備
種芋の切断と消毒
朝、晴天を確認し、種芋を60g程度に切断する。「ベンレートT水和剤」の100倍液に10分間酸浸漬し、一日中屋外の太陽光線で乾燥させ、更に2~3日陰干しする。
種芋の伏込み
発芽箱に2~3cm準備した川砂を敷き、乾燥させた種芋を砂の上に一列に並べて種芋が隠れる程度に川砂を掛ける。
発芽器の温度と管理
発芽器に入れ2日間は20℃とし、3日目からは25℃で管理する。
発芽箱の砂は乾燥させないように注意し、乾燥すれば潅水する。
発芽箱の種芋から発芽し、3cm以上伸びた芋から取り出す。
取り出した芋は、屋内の箱の中で3日ぐらい慣らしを行い芽が緑色になって植付ける。
植付後の処理
植付後1ヶ月位種芋が乾かないよう潅水をし、敷ワラ等で被覆する。
自然薯の病害
自然薯の主要病害虫防除基準
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